秋晴れの下、本プロジェクトの2011年締めくくり行事の収穫祭を行いました。
参加者は、学生31名、一般の方3名、職員9名で43名の皆さんに参加頂きました。ご参加ありがとうございました。ご協力のおかげで種5.2キロが収穫できました。また、巨大リースも完成しました。
参考までに収穫までの過程をご説明します。
★収穫祭前日・・・「ツルの刈り取り」
図書館職員と明後日新聞社金沢支局の方、総勢11名で大学会館1階の回廊50メートルに植えた500本のツルの刈り取り、ロープ250本の取り外しを行いました。植えた時は、背丈が10センチもなかった苗が、5ヶ月経つと大学会館1階の庇まで達し、5メートル以上伸びた朝顔の生命力に改めて感心しました。最後に刈り取ったツルを中央図書館まで運んだのですが、これがとても重く、ロープ付きのツルをシートに乗せ、11人で何とか運んできました。
★収穫祭当日
ツルからロープを抜き取る事から始まりました。次に種を落とし、ツルを別のシートに乗せて、ツルと種の仕分け完了です。ここからは、種班とリース班に分かれ、作業を行います。
種班は、シートに残った種、葉、茎、種の殻など・・・が混じった所から少しずつザルに取り、ふるったり、息で吹いて殻などを飛ばし、種を選り分ける地道な作業です。初めは、慣れない手つきでしたが、次第にコツをつかんだのか?綺麗に選り分けてもらいました。中には、地味な作業に熱中したのか、1時間以上も手伝ってくれた学生もおり、収穫量は過去最高でした。種は、中央図書館で配布していますので、ご希望の方は、中央図書館までお越しください。
リース班は、巨大なツルの束との格闘です。まず、ツルの束の太さを均一にし、しゅろ縄で数か所を結び、輪にします。それから、飾り付けです。今年は、青色を基調にし、大小の青色リボン、金色のボール、銀色の流れ星、プレゼント袋(中身は新聞紙)などを飾り、直径1m50㎝の巨大リースを作りました。狙ったつもりではないのですが、図書館玄関のオープンカフェのパラソルも青色で、玄関全体が青色で統一でき、綺麗にまとまりました。是非、一度見学にお越しください。
本プロジェクトも今年で3年目となり、一年を通して、その季節に応じた作業(種まき ~ 耕す・苗植え ~ 水遣り ~ 収穫)を行い、土に触れて同じ仕事を繰り返し、来年に繋げるという事が、当たり前の事ですが新鮮に感じました。